Backdoor Hepatologist in IA

米国中西部IA大学病院消化器肝臓内科医師のブログ 取り扱い範囲は内視鏡から肝臓移植まで

新年度の雑記2018

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さて7月。新年度である。

6月30日から4日まで休みを取って親戚の所有するLake cabinで湖水浴やボート遊び。持つべきものは優雅な親戚である。日本ーベルギー戦は昼飯をビールで流し込みつつ観戦。シバサーキ。残念だ。

よってまだ新人フェローの誰にも会っていない。新年度ぽい感じが全くせず。

 

(1)

IA大学の肝移植プログラムは年間30例程度の肝移植を行う小中規模のプログラムである。肝移植の成績、つまり生存率やGraft Survival(生着率)が悪いと指導のようなものを受けるらしい。ここ数年ややリスクのある症例も手がけるようになったせいか、あと何例かの早期ロスでその指導の対象になる可能性があるので気を引き締めていきましょう、という話があった。ここらへんが小中規模のプログラムの苦しいところである。

(2)

半年前に保険が購入できなくなり、かといってMedicaidに加入できるほど貧乏でもないので結果的に無保険になる、という絵に描いたようなアメリカ的な落とし穴に嵌まってしまい免疫抑制剤を内服できなくなったという症例。拒絶になってビリルビンが30を超えたところでしんどくなって外来に登場。何とかかんとかサイモグロブリンとか使いながら治療中。何とかなると祈りつつ。

(3)

レジデントとフェローに書かせていた論文の第一稿が各々ほぼ同時に出来上がったと連絡が。自分の業務が暇だった何ヶ月か辛抱して待った挙句、忙しくなってきたところでダブルで指導しなければならず、文句の一つも言いたくなるが、どちらもがんばって仕上げてくれたのでここは自分がグッとこらえて残業。残業をするのに少し罪悪感を覚えるようになった私は、最早りっぱな米国人かもしれない。