Backdoor Hepatologist in Iowa

アイオワ大学消化器肝臓内科医師のブログ 内視鏡から肝臓移植まで色々と取り扱ってます

マッチング、移植後脂肪肝

昨日、フェローのマッチングの結果が発表された。2017年7月スタートの4人のフェローが決定。全員インドの先生(うちのプログラムはビザのサポートなどの面からIMGに人気がある)。夏が楽しみですね。

今日、同僚と議論した難しい症例--- 急性肝不全(アセトアミノフェン)に対して肝移植後、1ヶ月でPTLD(移植後に起きるリンパ腫の一種、このケースはEBウイルス関連)を発症し、免疫抑制剤の大幅な減量のみで治療開始、2ヵ月後のPET-CTでPTLDは寛解。しかしその際の画像で、以前は見られなかった強烈な脂肪肝が確認された。自分はPTLDの治療開始まで入院担当医として診ていたが、その後何があったのだろうか。肝酵素はまったく正常。急激に太ったとか薬剤性の可能性は低そうだし、TPNやってるわけでももちろんないし。比較的コントロールの悪い糖尿病の影響か?まさかの酒?...などなど盛り上がる。究極的には、移植後ということで”なんでも起こりえる”という話に決着してしまうかもしれないが、検査結果待ち。肝移植はこういうトリッキーなケースがままあるので面白いですね。